タヌキ・ツネ
狸ではない。たぬ・きつねでもない。

●出自
幼いころの記憶がなく、気づいたときには半野良狸のような状態でとある山中にいた。
近所に住んでいた地球人の若夫婦に拾われ、養女として育つ。
両親と種族が違うこともあって、血の繋がりがないことは知っている。そこらの葛藤は中学生のうちに乗り越えたものの、少なからず気にしているらしい。名前をからかわれる、ことに狸とからかわれることに過剰な反応を示すのはそのため。

●覚醒
十五歳の夏、とある稲荷神社に封じられているというデウスエクスを復活させようと、螺旋忍軍が事件を起す。
　たまたま事件に巻き込まれた常は、無我夢中で逃げようとしているうちに、何故か封じられていたデウスエクスを喰らうこととなり、降魔拳士として覚醒。
　その五、十六歳の誕生日を迎えると同時にケルベロスとして師団に迎えられる。

●武術
父親の名は薫。田抜流兵法十三代当主。無手の体術をメインに、剣術、居合、槍術、弓術等々、兵法十八般に精通している。

●妖術
母親の名は紗織。龍田風鎮神社の神主を務める家系の生まれ。

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